エックハルト・トール「ニューアース」からの抜粋です。サウナではこの箇所ばかり読んでいたりします。すぐ瞑想状態になって読めなくなりますが・・。
あるがまま。
んー。
以下のようなことを言っているのではないだろうか。
「いま」に抵抗する限り、せかいは突破不可能な障害になる
現在の状況や起こっていることは、「いま」がとる形だ。
あなたが心の中でそれに抵抗している限り、その形、つまり世界は、形を超えたあなた自身、形のない一つの「生命」(それがあなただ)と、あなたを隔てる突破不可能な障害になる
「いま」がとる形に心の中でイエスと言えば、その形が形のない世界への入口になる。世界、神とあなたを隔てる障害はなくなる
ニューアース:p 226より引用
んー。
人生がこの瞬間にとっている形にいちいち反応し、「いま」を手段、障害、敵にしていると、形としてのアイデンティティ、つまりエゴを強化することになる。エゴの反応を助長する。エゴの反応とはなにか?反応に嗜癖し、反応せずにはいられないということだ。
この瞬間の形に反応すればするほど、あなたは形にからめとられる。形に自分を同一化すればするほど、エゴが強くなる。そのとき、あなたの「大いなる存在」が形を超えて輝き出すことはなくなる・・・あるいは、ごく稀になる。
形に抵抗しないと、あなたのなかの形を超えたものがすべてを包み込む「いまに在る」状態として現れる。それは短期間に消滅する形との同一化(個人)よりもはるかに大きな沈黙のちからだ。そして、形の世界のどんなものよりも深い意味でのあなたなのである。
ニューアース:p 226より引用